新NISA枠活用のセミリタイヤ投資戦略を考えました。

新NISA枠は配当金が非課税になる。

新NISAの登場で、NISA枠(配当金無税)で利回り5%が現実的な物になりました。
（※配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」にする必要があります。）

投資枠として、(A)成長投資枠、(B)つみたて投資枠の2種類があります。
どちらの場合も配当金、売却益は非課税になります。
（※特定口座との損益合算は出来ないので注意。）

投資可能金額としては、最短5年間で合計1,800万までの投資が可能です。
(A)成長投資枠（240万／年）×5ケ年＝1,200万円
(B)つみたて投資枠（120万／年）×5ケ年＝600万円

売買して回転させた場合は翌年にまた枠が復活するので使い勝手は良いです。

前回のセミリタイヤ計算との比較

前回同様に生活費を月12万円と仮定して、12万円×12ケ月＝144万円／年必要となる。

①従来計算：
株式の配当金となるので、「20.315%」が課税となる。
配当金として144万円÷0.79685≒「181万円／年(税引き前)が必要」となる。
利回り4%仮定で、181万円÷0.04=「4,525万円の投資が必要」。

②新NISA計算：
株式の配当金が非課税「0%」となる。
成長投資枠分で利回り5%運用するとして、1,200万円×0.05=「60万円／年(非課税分)」となる。

144万円－60万円＝「84万円」は課税対象分の配当金が必要。
株式の配当金となるので、「20.315%」が課税となる。
配当金として84万円÷0.79685≒「105万円／年(税引き前)が必要」となる。
利回り4%仮定で、105万円÷0.04=「2,625万円の投資が必要」。

非課税分と課税分を合計すると、1,200万円＋2,625万円＝「3,825万円の投資が必要」。

③まとめ
新NISA計算：4,525万円－従来計算：3,825万円＝700万円分も必要投資額が減りました。

2024年度の新NISA(成長投資枠)をほぼ使い切りました。

年末ギリギリで2024年度の成長投資枠を数万円残して約240万円の全て投資しました。
2024年度分はＪリートを中心に利回り5%で構成しました。

もともと不動産投資をしたかったのですが、リスク高くて全く手が出せないので、
Ｊリートの方が手離れがよいので購入しました。

来年には順調に分配金が5%程度入ってくる予定です。
年間12万円位、月にして1万程度です。不労所得がさらに増えました。

また、2025年度分も何に投資するか考える必要があります。
キャピタルゲイン狙いにするのか、インデックスにするのか、Ｊリートをさらに買い増すのか、悩ましいところです。

来年も良いパフォーマンスが出るよう引き続き頑張りたいです。